「こっちは人生かかってるのに、なんでそんな対応なの?」
「お願いした条件、全然伝わってないじゃん…」
「なんで希望してない業界ばっかり紹介されるの?」
――そんなモヤモヤ、感じたことありませんか?
実はこれ、あなただけじゃありません。
私が今までサポートしてきたクライアントの7割以上が、転職エージェントに対して何らかの「不信感」や「苛立ち」を経験しています。
でも、ここに“ある秘密”があります。
「むかつく」と感じた瞬間こそ、理想の転職に近づくチャンスなのです。
なぜなら、「なぜむかつくのか?」を言語化することが、自分の転職軸を明確にするヒントになるから。
この記事では、転職初心者が抱きがちな「エージェントむかつく問題」を分解し、対処法と“本当に使える”エージェントの選び方を、プロの視点から徹底解説していきます。
目次
なぜ「転職エージェントがむかつく」と感じるのか?3つの核心
1. 応募しても連絡がこない|放置プレイ問題
「書類送ったのに連絡なし…」
「もう2週間も待ってるんだけど…」
これは多くの転職初心者がぶち当たる“放置プレイ問題”。
実は、エージェントも大量の求職者を同時に対応しており、「選考通過率が低い」と判断された人は、後回しにされやすいという事実があります。
実例:某大手エージェントでは、応募者の「学歴・経歴・転職回数」をもとにAIスコアリングし、優先順位を決定しています。
つまり、「返信がこない=あなたの価値がない」ではありません。単に優先順位の外に置かれているだけなんです。
2. 希望してない求人ばかり|ゴリ押しマッチング問題
「なんで興味ない介護職の求人ばっか送ってくるの?」
「営業NGって言ったのに、毎日営業職の紹介が届く…」
これもよくある“あるある”ですが、その裏にはエージェントの「紹介ノルマ」という事情があります。
求人企業からの報酬は、転職が決まった時に発生する成功報酬型。
だから彼らは、「転職させたい人に、決まりやすい案件をガンガン送ってくる」んです。
つまり、あなたの未来より「数字」が優先される場面がある、ということ。
3. 担当者の対応が雑すぎる|共感力ゼロ問題
「やる気なさそうな返答ばかり」
「面談中も終始マニュアル感…」
「否定から入ってくるの、やめてほしい」
この問題の裏には、エージェント個人のスキル差があります。
中には優秀な方もいますが、全員がプロフェッショナルというわけではありません。
特に新人や業界知識の浅い人が担当になると、転職初心者に寄り添ったアドバイスができず、ミスマッチが起きやすくなるのです。
「むかつく!」を感じた時にやるべき3つの対処法
1. 希望条件を“数字で”明確に伝える
「希望:年収アップ」では伝わりません。
「希望:年収400万以上(現職360万)+フルリモート可能」など、数値・要件・譲れない条件を具体的に伝えることで、認識のズレを防げます。
ポイントは3つです。
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何を重視するか(年収?働き方?社風?)
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絶対に譲れない軸は何か
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できれば避けたいこと
ここを言語化できる人は、エージェントとの相性も一気に良くなります。
2. 主導権は「自分」が持つ|エージェントはサポーター
勘違いしやすいのが、エージェント=転職の主導者という考え方。
違います。主導権はあなたにあります。
エージェントはあくまでサポーター。プロの意見を参考にしつつも、「決めるのは自分」「選ぶのも自分」という意識が重要。
3. 担当が合わなければ“即チェンジ”or“他社併用”
エージェントに義理は不要です。
「この人、なんか合わないな…」と思ったら、遠慮なく変更依頼か、別エージェントの併用を検討しましょう。
プロの視点で言うと、2〜3社は併用するのが常識。情報の比較にもなり、ブラック求人を回避する確率も高まります。
【保存版】むかつかない!本当に使える転職エージェント7選【業界別】
「もうエージェント選びで失敗したくない!」 そんなあなたのために、厳選した信頼性の高い転職エージェントを紹介します。
■ コンサル転職を成功させる|マイビジョン
→戦略系・ITコンサルへの実績が高く、キャリアの深掘りサポートが丁寧。
■ IT・営業職に強い|マーキャリ
→「未経験→IT営業」の転職成功例多数。若手20代に人気。
■ ゲーム業界特化|ファミキャリ!
→開発・デザイン・ディレクターなどゲーム業界特化の案件多数。
■ 経理・財務特化|最速転職HUPRO
→「決算経験なし」でも応募可能な経理職の紹介多数。
■ 飲食業界専門|キャリアメニュー
→「現場→店長→本部」などキャリアパスも相談可。
■ 保険業界に強い|オネスティ
→保険の経験がなくてもOK。営業職以外の職種も充実。
【タイプ別】あなたに合う転職エージェントはコレ!
▼ 20代・第二新卒におすすめ
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キャリアの棚卸しから一緒にやってくれるエージェントが◎
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→例:マイナビジョブ20's、キャリアスタート
▼ 理系・専門職におすすめ
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専門知識の活かし方をアドバイスしてくれるところを選ぶべし。
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→例:株式会社ウズウズ、type転職エージェント
▼ 外資系・ハイクラス志向の方
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年収600万以上を目指すなら、外資特化型エージェントを。
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→例:en world、JAC Recruitment
【まとめ】エージェントにむかつくなら、見直すのは「相手」ではなく「戦略」
最後にお伝えしたいのは、
「エージェントにむかつく=転職失敗」ではないということ。
むしろ、「むかつく」という感情を起点に、理想の転職を再定義するチャンスにできます。
感情の原因を冷静に分析し
自分の希望条件を言語化し
自分の味方になってくれるエージェントを探す
この3ステップを踏むことで、転職活動はもっと「あなた主体」のものになります。
次の一歩は、「今の悩み」に寄り添ってくれるエージェントを見つけることから。
この記事で紹介したエージェントから、まずは1社、試してみてください。
「むかつく」を「安心」に変える転職戦略は、今ここから始まります。